
ストーリー
尼崎の皆さま、今宵あまのおうがオススメする映画は「水筒」です。沖縄戦を描いた作品です。実話をもとにしていますので、少し怖いと感じる部分もあるかもしれません。しかし、最後までご覧頂けたなら幸いです。
物語はひとつの水筒からはじまります。ベコベコにつぶれた水筒。ふると、かすかに水の音がします。あの戦争から今もなお、残ったままの水なのです……。
おすすめどころ
この水筒が、一体だれのものだったのか。兵隊?民間人?もしかすると米兵?今となっては知るすべもありません。しかし、確かにいたのです。この水筒を手に、戦火の中を駆け抜けていた人が。そう思うと、悲しくて苦しくて、仕方がないのです。
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火垂るの墓
ストーリー
こちらも戦争の物語。ただでさえ苦しい状況。その中に子どもだけで残されたとしたら……もう死ぬしか選択は無いのでしょうか。辛い現実の中で、共に生き抜こうとする懸命な姿に胸をうたれます。悲しみの中に、兄弟愛の美しさが描かれた作品です。
おすすめどころ
戦争を子どもが学ぶ際にとてもいい資料となるのではないでしょうか。最近は、「怖いから子どもがかわいそう」なんて理由で避けて通るお母さんも多いと聞きますが、それでは真実の世の中を知ることはできません。真実を知るからこそ、本当の恐怖を回避する力を身につけるのだということ、知って欲しいと思います。